CSR活動

環境・社会活動

地球環境保全は人類に共通する最重要課題の一つであり、さらに、企業活動自体が地球環境に深く関係している事を認識し、熱可塑性樹脂及びFRP製自動車部品の生産活動に携わる当社は、全社一丸となって環境保全に努めて参ります。また、当社の基本理念の一つである「人をつくり 人をまもる」の具現化には、健全な地球環境があってこそ成り立つものと考え、環境への影響を継続的に改善する施策を積極的に展開し、その施策を実行する中で環境保全の意識高揚と実践できる人づくりを進めます。

環境方針

  1. 環境関連の法規制、その他当社の合意する要求事項を順守します。
  2. 環境への影響を評価して、影響を及ぼせる側面を含めて技術的・経済的に可能な範囲で環境目的・目標を定めて実施し、必要に応じて見直すことにより環境保全の継続的改善と環境汚染の予防に努めます。
  3. 環境保全は発生源対策が基本と考え、適性なエネルギーを効率的に使用しエネルギーの節減とCO2の排出量を削減います。また、排出物や廃棄物の削減及びリサイクルを積極的に推進します。
    • エネルギー管理標準に定めた設備の効率使用によりエネルギー削減とCO2排出削減
    • リサイクル材使用製品の開発及びリサイクルし易い材料の開発
    • 水質・大気等、環境汚染物質の浄化の徹底(環境関連法規基準の順守)
  4. 全従業員数に必要な教育を行い、環境保全の意識を高めて実践できる人づくりを進めます。
  5. 地域社会との対話を大切にし、社会との共生に努めます。

環境への取り組み

1. 豊田市「環境の保全を推進する協定」を締結

平成24年10月10日豊田市と協定を締結し市内36番目の協定協議会の構成員となりました。
協定協議会活動に参加し構成員間で環境に配慮した取組み等の情報交換を行い、環境情報の共有と取組・技術の底上げを目指しています。

2. リサイクル率の向上

当社が生産しているFRP製品(※1)や脱水汚泥は従来埋立てや焼却処分されていましたが2007年8月から100%リサイクル(セメント工場の原料燃料に使用)を達成しました。また、プラスチックごみや塗装工程で発生する塗料カスは2010年からRPF(固形燃料)化され製紙工場でボイラーの燃料として利用されています。

プラスチックごみ
塗料カス
RPF成形機
RPF

そして2016年9月からCFRP製品(※2)のリサイクル化として炭素繊維リサイクル会社の協力で再生炭素繊維として再利用が始まりました。このような継続的活動の結果、廃棄物のリサイクル率も現在99%以上を推移しています。

※1 FRP:ガラス繊維を補強材とした強化プラスチック
※2 CFRP:炭素繊維強化プラスチック(別名:カーボン樹脂)

3. 省資源の取組み

(1) 廃棄物の有効活用

可塑性樹脂製品の廃棄物は材料再生業者で再生ペレットとして生まれ変わり再利用されています。

再生樹脂ペレット

(2) サトウキビ廃棄物の有効活用

天然繊維バガス(さとうきび搾汁後の残渣)を使って強化した樹脂材料を琉球大学と共同開発。2012年1月エンジンカバーで生産開始し軽量化だけでなく環境にやさしい材料となっています。

バガス繊維
エンジンカバー

(3) 廃塗料・シンナーの再利用

塗装工程では色替え時に塗料ホース内をシンナーで洗浄しますが有害なVOC(揮発性有機化合物)を含んでいます。当社では大気に放出する量を削減するために塗装工程に洗浄シンナー回収装置を設置し全量回収しています。
回収された洗浄シンナーは再生業者で蒸留再生され当社で再生シンナーとして再利用されています。

洗浄シンナー回収装置

(4) 塗料使用量削減の取り組み

製品への塗料付着率向上のための塗装ロボットの条件調整はもとより、静電塗装化や多本数掛け塗装により塗料使用量削減に努めています。また、VOC削減に効果のある低VOC塗料へ順次切替えています。

4. 省エネへの取組み

(1) エネルギー使用量監視装置
(猿投工場、黒笹工場に設置)

電気、ガスの使用量を主要設備別にリアルタイムで監視し、省エネ活動のデータ解析に利用。省エネ改善の効果が瞬時に把握できるため、省エネ活動のPDCAを回す事が可能となりました。また、2013年に完成した新管理棟においてはLED照明の採用と太陽光発電を設置し年間約50,000kwhを発電しています。

管理棟の太陽光パネル

(2) 全員参加の省エネ活動

設備の省エネ措置はもとより従業員からの環境創意工夫提案を募集し、省エネに対する意識付けと細かな改善の積み重ね効果を出しています。

地域社会活動

当社がこの場所で生産活動できるのは近隣地域の皆さんの協力があってのことです。地域の皆さんから信頼される企業を目指して地域貢献活動に取組んでいます。

(1) 里山づくり

2003年3月から四郷町下小屋自地区のお鍬山の里山づくりに毎月参加し地域の皆さんとコミュニケーションを図っています。

里山づくり参加の皆さんと
お鍬山(おくわやま)位置

(2) 工場見学

地域の方を対象に工場見学会を開催。
モノづくりの現場を知って頂くとともに当社の環境取組みについて意見交換をさせて頂いています。

下小屋自治区工場見学
感謝状を頂く

(3) 地域美化活動

毎月工場周辺の清掃活動を実施。
全職場が参加できるように年間計画を立て計画的に実施しています。

職場単位でゴミ拾い
黒笹工場周辺の住宅地

(4) 交通安全啓発活動

毎月ゼロの日に四郷交差点と黒笹交差点で交通安全立哨を実施し交通安全を呼び掛けています。

豊田市四郷町交差点
みよし市黒笹交差点